モトヤの歴史

1922年2月、兵庫県姫路市においてモトヤ商店を創業。
活字の製造販売を開始。活字は「印刷のもと」になることから
「モトヤ」という社名とする。
1949年本社を大阪市に移し株式会社に改組、独自開発の「モトヤ書体」を発表。
モトヤ書体の開発は、「可読性と文字の美しさの追求」のコンセプトのもと1950年代から始まり、現在に至る。
1969年には日本で初めて文字のデジタル化に成功し、新聞業界に大きく貢献。その後もモトヤ書体は、鉛活字、タイプ活字、写植用文字盤、デジタルフォントとその時代に即した様々な組版手段に対応。
近年では新聞・書籍のほかに、テレビテロップやゲーム、地図サイトをはじめ、各種組込み機器など印刷物以外の幅広い分野で使用されている。

モトヤは書体だけでなく、正しい組版ルールに基づいた可読性の高い組版の実現のため、組版機 メーカーとして1970年より約35年にわたり、次々とオリジナルの組版システムの自社開発に取り組んできた。
プロ用の和文タイプから始まり、電子組版機、電算植字システム、DTPシステムなどの開発・販売・サポートを行い、美しい組版と高生産性を実現し印刷業界の発展に大きく貢献。
また、1970年に開設の「タイプレス学院」以来、オペレーターの教育にも着手。
現在、「モトヤDTPスクール」では「DTPエキスパート認証試験」の指定校として700名強のDTPエキスパートを輩出。

モトヤはメーカーから印刷機材商社へ経営形態を大きく変革。 2002年には印刷業界に特化した人材派遣業務をスタート。
印刷業界で90年以上の歴史を誇り、印刷・DTPの分野に精通しているモトヤだからできる、ニーズに即応したプロフェッショナルの人材派遣を展開。
「印刷業界の人材採用に貢献し、少しでも印刷業界の活性化につながれば」と思いで現在はDTPオペレーター、グラフィックデザイナーなどのクリエイティブ業務を中心に多くの人材が活躍中。